#14「役に立つ本」を選んだ瞬間、あなたの感受性は死滅する――内的充足がビジネスに買収される不可逆な代償

哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

第2段階:中間層ー堕人間

ここの階層の人間は記号的生産に半分飲み込まれている。

本来的創造は汚染が顕著ではないが、内的充足行動には数字による汚染が確実に始まっている。

本を読むという内的充足行動において、昔は小説や人文思想のような一円にも金にならないけど好きだった本を読まなくなり、自己啓発本やビジネス書に読み耽ってるビジネスパーソンが当てはまるであろう。

これも先ほど内的充足行動の説明であげたような内的充足の記号的生産化である。

そして本来的創造でさえも、人脈を持っている人と繋がろうと言った動機や、恋愛で年収の高い人やいい職業の人と一緒になろうとして、パーソナリティは二の次の人間も本来的創造が記号的生産に汚染されている例であろう。

この層の人間は早めに自己反省的な思考を促していかないと自分を見失い、記号的生産一辺倒の社会の部品に加工されてしまう未来がすぐそこまできている。

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