哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#06【閲覧注意】「養われる気満々の結婚難民」は読まないでください――恋愛を記号的生産から奪還する実存主義

本来的創造の汚染しかし本来的創造にさえも記号的生産の魔の手が忍び寄ろうとしている。人と人のつながりを数値化するいいねやフォロワー数が自己顕示欲を満たすための格好の餌になっている。現実での人間関係に恵まれない人ほど二次元での数字に拘泥する傾向...
哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#05フォロワー数を気にした瞬間、あなたの才能は死滅する――SNSのアルゴリズムに内的充足を強奪される恐怖

内的充足行動内的充足行動も私たちに幸福をもたらす生産活動である。しかしそれすらも記号的生産によって包囲されている。例えば個人的に描いていたペインティングが、有名な絵師への賞賛の声や数字によっていっせいを風靡されるのをSNSで見ることでじぶん...
哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#04「計画的陳腐化の罠」――なぜ新車のCMは、あなたから400万円と真の幸福を奪い続けるのか?

本来的創造なぜ人間は人間関係による幸福を忘れて記号的生産に走ってしまうことが多くなったのか。それは資本主義というシステムが、文明の発展という目標を達成させるために、本来の人間的幸福を隠蔽して、記号的消費に盲目的に追わせる仕組みを完成させてし...
哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#03生活水準の不可逆性と消費の罠。「本当に必要なもの」を奪われた私たちが豊かさを誤認する理由

記号的生産ではなぜ社会は過剰に発展してしまい、これからもそうなのか。それはひとえに発展してしまった以上は元の生活水準には戻れないからである。今となっては現代人はスマホのない時代に戻ることはできない。ではスマホがなければ生きていけないのかと言...
哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#02「年収や肩書きで測る幸せ」はすべて仕組まれている――幸福を装う不幸

第1章:計量される実存、隠蔽される温度私たちは交換可能で計量可能なスケールで価値を社会によって測られる。しかし私たちの実存は交換可能でも、数値化可能な物でも本来ないであろう。例えば一般的な幸福像で言えば恋人との言葉にも数字にも置き換えること...
哲学コラム連載『存在論的コンフリクトの発散』システムと個人はどう折り合いをつけるのか〜

#01誰のための「成長」か? 善意の皮をかぶった組織のご都合主義

-失楽園-「皆さんが成長できる場所をみんなで話し合って決めました」配属先通知式でもお偉いさんの言葉。耳障りは良い、自分たちのことを考えて配属先を選んでくれたんだと思えば、それで幸せだっただろう。しかしどうしてもその言葉を聞いた時に疑問符が拭...